プロキャップはNova CreditとGBAクロスボーダー・データ相互認証プラットフォームに参加し、中国本土の投資家が海外不動産を購入する際の金融機関によるKYC（Know Your Customer）プロセスを円滑化することに成功しました。

過去数十年間、中国は世界で最も急速に経済成長を遂げている国のひとつです。中国の中間層は3億4,000万人で、米国の総人口を上回っています。不動産は、中国の富裕層にとって最も重要な海外資産への配分のひとつでです。Cushman & Wakefieldのデータによると、2018年における中国からの海外不動産投資は157億米ドルでした。中国国外の資産配分は新型コロナウイルス感染拡大と世界環境によって制限されていますが、中華圏の投資家は今後数年間、海外投資への熱意を維持すると予想されています。海外の投資家や顧客もまた、中国の一流都市における不動産の中長期的なファンダメンタルズを楽観視しており、多様で柔軟な方法を通じて中国での不動産投資および運用に参加することを望んでいます。北京では、2021年の不動産投資市場の総取引額の22％を外資が占めています。

プロキャップの日本オフィス設立まであと一歩となっています。プロキャップは、東京都と三菱地所から支援を受け、学ぶ機会をいただけることを嬉しく思っています。プロキャップのチームは以前両者を訪問し、日本におけるビジネス環境の課題と機会について協議しました。

プロキャップは、優れた知見を持つ海外不動産および住宅ローンの分析プラットフォームの提供を評価いただき、ETNET Fintech Awards 2021のレンディング部門でアワードを受賞したことを誇りに思っております。